■ 2005.01.15号 ■ あかぼこ山 32号 新年明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、施設職員一同、心より御礼申し上げます。また本年も引き続きご愛顧を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。 さて、本年は平成18年度より更新される新たな介護保険計画が定められる年となっております。すでに概要については公表されておりますが、その最も大きな変更点は「介護予防制度」の導入にあります。これは「要支援」「要介護度1」などに該当する対象者を新たに4つの区分に分け、やむを得ず従来のサービスを利用する方々以外を介護保険の給付対象から新設の「介護予防給付」の対象へと移行させ、基本的には身体介護や生活援助といった介護の提供は行なわず、重度化防止のためのリハビリテーション等を給付するというものであります。これに対しては様々な立場からの意見が表明されたり、ご利用者の困惑が伝えられたりしております。そしてもう一つの変更点としては利用者負担割合の増加があげられております。例えば当施設も該当する介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)利用者に対しては、従来介護給付に含まれるものとして処理されていた食事の調理や水光熱費等に相当する経費を「ホテルコスト」として自己負担して頂くこととなります。金額的には約3万1千円増の月額約8万7千円(個室特養では約3万7千円増の月額13万4千円)と予定されております。(実際にはこれらに加え、医療費や日用品費などが加わります。)これらの流れはひとえに国の財政が困窮したことによりますが、介護、特に施設介護を必要とする方およびそのご家族には高い敷居が用意されることになることは明らかで、これに対しては業界団体でも居住に関する福祉的要素を行政施策として別立てで取り扱うよう要望しているところです。 私共介護施設は、あくまで皆様方に親しまれる身近な社会資源でありつづける責務があるものと自負しております。そして施設ができることは、ひとえにお客様にご満足いただけるよう介護サービスの質的向上をすすめることと以外にはございません。私共施設職員一同、この一年をお客様へのよりご満足いただける介護サービス水準を作り上げるための一年と肝に銘じ、地域の皆様により信頼される施設づくりに努めてまいります。今後とも宜しくお願い申し上げます。 「つばがうまく飲み込めない。仙台市の男性(82)は秋口から、そんな症状で苦しんでいた。口にたまったつばが、誤って気管に流れ込んだ。いわゆる誤嚥だ。数日後、肺が苦しくなった。近くの診療所を受診すると、肺炎だった。」(朝日新聞1 肺炎の進行を細菌性肺炎を例にとって説明すると、はじめは喉の痛みや鼻水、鼻づまり、咳、頭痛といったかぜの症状から始まります。やがて高熱が続き、咳、痰、呼吸困難や胸の痛み、顔面紅潮、チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないことも少なくなく、気がついたときにはかなり悪化していたということもある病気です。(※1) 肺炎球菌とは・・・ 地球上には、細菌やウイルスなど、目に見えない微生物が数多くいますが、肺炎球菌は細菌の中の−つです。この肺炎球菌は、体力が落ちている時やご高齢になって免疫力が弱くなってくると病気を引き起こします。肺炎球菌が引き起こす主な病気としては、肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。(※2)また、高齢者では近年、上事例にあるように、口腔内の細菌が唾液とともに誤って気管内に侵入し発症する誤嚥性肺炎がクローズアップされていますが、その原因菌もこの肺炎球菌と言われています。国立病院機構東京病院呼吸器科医長の永井英明氏によると、肺炎の原因菌のうち4分の1は肺炎球菌が占め、「60歳以上にかぎってみれば、原因菌の46%が肺炎球菌。高齢者や、心臓、肺などに基礎疾患をもつ人では重症化しやすい」と指摘しています。(※3)また、一方で抗生物質が効きにくい肺炎球菌が増えてきており、日本においてペニシリンなどの抗生物質が効きにくい肺炎球菌の頻度は1980年代後半より増加し、現在、臨床で分離される肺炎球菌の30〜50%を占めているといわれています。(※4) 最近、『予防医学』という言葉をよく耳にするようになりました。肺炎について言えば、従来は主に治療の面での議論が盛んでしたが、ここへ来て、事前に予防することの重要性が見直されてきています。従来、インフル工ンザの予防にインフル工ンザワクチンが接種されてきましたように、肺炎球菌による肺炎などの予防に肺炎球菌ワクチンが開発され、接種できるようになっています。(※5) 肺炎球菌ワクチンとは 肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防するためのワクチンです。従って、肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌以外の原因による病気(感染症)に対しては残念ながら予防効果はありません。肺炎を例にとると、肺炎の原因となる微生物には各種細菌やウイルスなど、たくさんの種類があります。しかし、肺炎球菌は、その中で最も重要な位置を占めている細菌です。肺炎球菌には80種類以上の型があって、それぞれの型に対して免疫をつける必要がありますが、肺炎球菌ワクチンを接種しておけば、そのうちで感染する機会の多い23種類の型に対して免疫をつけることができます。これらの23種類の型で、すべての肺炎球菌による感染症の8割位を占めています。1回の接種で23の型ほとんどに対し有効レベル以上の免疫ができます。この免疫は良く持続して5年以上続きます。(※6)前出永井氏によると、「ワクチンの有効性は、すでに欧米のデータで証明されている。」高齢者の慢性肺疾患患者にインフルエンザワクチンを接種したところ、接種しない場合に比べて入院リスクは52%、死亡リスクは70%低下。さらに肺炎球菌ワクチンも併用すると、入院は63%、死亡は81%軽減できることが報告されている。「インフルエンザに罹患した場合、二次感染による肺炎を併発して重篤化しやすい。そのため、肺炎球菌による肺炎を防ぐには、両方のワクチンを接種することが望ましい」と永井氏はワクチンの併用をすすめています。両ワクチンの接種がすすめられるのは、65歳以上の高齢者、慢性肺疾患・心疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全などがある場合、感染症罹患の危険が大きい老人ホーム居住者など。永井氏によれば、肺炎球菌ワクチン接種による副作用は、注射部位の発赤、腫れ、痛みなどで重大な副作用はきわめてまれだとのこと。(※7) 前出の仙台市の男性「1年ほど前にも誤燕で肺炎を患い、不安だった。肺炎球菌ワクチンを知り、接種してもらった。心強くなりましたね。」とのこと。なお、肺炎球菌の予防接種基本的には自費接種(一部の自治体で補助制度を実施している)で、費用は7500円程度。直接医療機関に申し込みをして下さい
12月6日(月)に友田小学校5年生の施設訪問がありました。 Aお餅つき
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