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特別養護老人ホーム,ショートステイや居宅介護支援事業などの案内。施設の待機状況からオンラインでの利用申込,施設ニュース「あかぼこ山」などを掲載。
その方の人生の結実の時期を誇りを持ってお過ごし頂くために,傍らで見守り,耳を傾け,出来るだけお客様の心情に近いところからTを差し伸べ続けさせて頂くこと。単なる代行や補充ではなく,私たちとのかわりを通して,その方らしさを暮らしの中で見出して頂くこと。私たちに「これから」のお手伝いを委ねてくださったお客様にお答えするため,持てる知識,技術点そしてチームワークのすべてを尽くす努力を重ねること。私たちは誇りと喜びをもってこの仕事に取り組んでいます。
カントリービラ青梅 施設長 小嶋弘次
大切なご家族のため、またご自身の生きがいのため、家庭や地域、社会の中で尽くされ、人生の年輪を重ねて来られた方々。その道をこれまでご自身の足でしっかり歩んでいらしたにもかかわらず、高齢による虚弱化や病気により何らかの介護の手が必要になられた方々。私達「カントリービラ青梅」はそのような今を迎えられた方々に、その方らしいこれからをお過ごし頂くためのお手伝いをさせて頂く生活と介護の施設です。
私達の業務分野は一般的には「福祉」及び「介護」と呼ばれております。この分野は、一定の社会的認知はなされている反面、「使わなくて済むならば、使いたくないもの」という印象が伴います。理由はいくつも考えられますが、恐らく一番の原因は「寝たきり」とか「痴呆」という言葉から、苦痛または「自分自身の喪失」というイメージを持たれるからだと思います。大切にしていたことが出来なくなる。そればかりか日常生活で当たり前な行為が出来なくなる。自分自身の人格が失われ損なわれてしまう。身近な方に負担をかけてしまう等々。そこには計り知れない不安があります。仮に介護がそのいくつかを肩代わりできたとしても、不安や失望ばかりが日々の暮らしを覆うならば、その評価を変えることは出来ません。
しかしそれは決して避けられない結果なのでしょうか。たとえ回復できない原因があっても、何等かの手段を講じることで、つかの間であっても、その不安や喪失感を癒し、その方らしいこれからを送ることは出来るのではないでしょうか。私達の仕事を介護と呼ばせて頂くなら、私達の介護の目的はまさにそこにあると考えています。
その方の人生の結実の時期を誇りを持ってお過ごし頂くため、傍らで見守り、耳を傾け、出来るだけお客様の心情に近いところから必要な手を差し伸べ続けさせて頂くこと。単なる代行や補充ではなく、私達とのかかわりを通して「その方らしさ」を暮しの中に見出していただくこと。この私達に「これから」のお手伝いを委ねて下さったお客様に応えるため、持てる知識、技術、そしてチームワークの全てを尽くすこと。私達は私達のこれらの行為を総称して「おもてなし」と呼ばせて頂きたいと思います。私達カントリービラ青梅はお客様のおもてなしに誇りと喜びをもって臨んで参ります。